危機感もって

栃木県の真岡市にあるHonda工場が6月4日に、四輪部品の生産拠点「パワートレインユニット製造」について、2025年中に生産を終了し、閉鎖するとのニュースを見ました。

製造するエンジンやミッション関係の部品は海外での生産、調達が進み、国内からの供給量が年々減少、駆動系の生産品目も合わせて減少。

ニュースによると、Hondaパワートレインユニット製造(真岡市)は1970年12月設立。エンジンバルブ/クランクシャフト等のエンジン部品とミッション部品のパワーユニット部品を製造、国内や海外の生産拠点に供給していたが、特に中国拠点でもパワーユニット部品を生産しているため、その拡大に伴い現地調達が進み、真岡を含む国内からの供給量が縮小しているという。又、ガソリン車やハイブリッド車の構造変化に伴う駆動系の生産品目も減少している。

完全脱炭素化社会にはまだ時間が掛かると思うが、確実に低炭素社会が私達生活のトレンドに変わっていて、それにともないモノも当たり前に継続されると思っているとあっという間に変化してしまう。

時代に乗り遅れないためにも先手の開発品にはアンテナを張っておく。

現在も弊社で新規試作を実施しているモノがあるが次世代に繋がるようシリーズ化にむけて追い込んでいく。

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