100人の壁

会社経営において、30人、50人、100人の壁というものがあります。
社長一人で管理できる人数は、30人程度。
30人を超えると、ピラミッド式の組織を作って管理職を配置していかなければならない。それが50人、100人と増えていくと、部長や課長にある程度の権限が委託していきます。しかし、その部長・課長のマネージング力が乏しいと、組織がバラバラになってしまう。一見仕事は回っているように見えても、クレームが増えてきたり、事故・怪我が起き始めたり、離職が増え始めたら、組織がしっかりと機能していない、そう考えるべきである。
先週、ベトナム工場へ行ってきましたが、ちょうどこの工場が115人と社員が増え、この100人の壁にぶち当たっています。

その打開策は、教育しかない!
工場内では、日々大なり小なり様々な問題が起こる。
それを一人のマネージャーが処理をしていくのはハッキリ言って無理である。
今回、私は各リーダーを集めて、工場管理の意味合いと手法を説いてきました。
部下をどのように育成するか、問題を事前に察知しどのように解決するか。
チームを作り、目標とルールを決めて、一人一人にミッションを与え、リーダーが自分で考え、部下の管理と育成をして、その経過をチームでチェックさせる。
言葉にすると簡単に見えるが、なかなか思うような成果が出てこない。
原因は、各リーダーの管理能力に差があり、出来ないリーダーに引っ張られてしまい、責任がなあなあになってしまっている。

ベトナム工場をもっと育てなければなぁ!
素直で良いスタッフもいるし、将来の可能性は十分にあるのに。

全体朝礼で、今後ベトナムを拡張していくことを方針として説いてきました。
夢と目標があるから頑張れる。
しばらく面倒を見ていきましょう。

関連記事一覧