社歴の重み

先日、お得意先様の創立60周年式典にご招待頂きました。
得意先、仕入先、関係各所、社員と、総勢540名集まり、盛大な式典でした。
創業者のプロフィール映像では、
創業者の出生から創業までのエピソードや、机1、自転車1台から始めた事業。
その想いは、絶対に倒れない会社、社員とその家族を守れる会社、赤字を出さない会社を目指す。 その想いは、2代目と社員への合言葉として引き継がれておりました。

国税庁の調査によりますと、会社の生存率は、5で14.8%、10で6.3%、20で0.4%、30で0.021%と結果が出ています。毎年9万社が設立され、9万社が消えていると言われています。その中で、リストラをせずに60年間黒字を出し続けるとい事は、全国でもほんの一握りでしょうし、一経営者として血の滲む努力と常に張り詰めた危機管理意識が無ければなし得ないでしょう。
私も創業者から、会社はか弱い生き物であり、少しでも疎かにしたら、簡単に倒れてしまうと、厳しく育てられました。

式典では、創業当時から勤められたOBの方々や、設立当初に間借りさせて頂いた事務所の方や、本社ビルを設計して下さった方など、長い社歴でお世話になった方々に感謝の意を伝えておりました。

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