変化しないのは悪だ!

進化論を問いたダーウィンの言葉

 「生き残る種とは、
   最も強いものではない。
   最も知的なものでもない。
   それは、変化に最もよく適応したものである。」

私が好きな言葉である。

先日、(株)ダイセイコーという会社から、40周年を記念して作られた創業者の伝記を戴きました。

世間では、会社の寿命は30年と言われているが、創業者から2代目に引き継がれても尚、

精力的に新しい事業を営んでいる。

作中で、創業者の言葉に、「変化しないのは悪だ!」 とまで言い切っている。

こちらの会社、時代に合わせて、書店 → 健康食品 → 通信販売 → スポーツ吹矢 → 保育園経営、

書店は、アマゾンなどのネット販売の普及で減ってきているが、

前向きに新しい商売を追い求めていく姿勢に、感銘を受けます。

新しい製品、新しい分野だけでなく、新しい製造方法や新しマーケットの開拓など、

会社も人も、変化を恐れてはいけないし、むしろ進んで変化し続けなければならない。

ましてや、その変化のスピードは10年、20年前より益々早くなっている。

日本のお隣の中国では、三大ITメーカー(アリババ、テンセント、バイドゥ)が、

競ってIoV(インターネット・オブ・ビークル)、自動車ベンチャーへ出資している。

自動車をスマート化にする。 (スマートフォンと自動車を同期し、考えてしゃべる車を作る)

デンソーなど日本の部品メーカーも挙ってIT技術者を登用し、ソフト開発に投資している。

製造業も、10年後、20年後には様変わりしているでしょう。

中小企業でも、ITを駆使し、ロボットが物を作る時代に。

「俺は今のままで良い!」 

そんな現状に満足していると、恐竜のように絶滅してしまうでしょう。

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