果敢に立ち向かう

あるメーカーの役員さん方が、当社のIT化を見学に来られた。

当社では中国や東南アジア地区に工場を展開しているが、

リアルタイムに情報が入るように工夫を行っている。
その一つが、各工場にカメラを設置し、事務所と工場の様子が本社で見ることが出来る。
当社のIT部門が日本からカメラを持ち込んで、独自にLANを繋いでいる。
他にもクラウドを使って、毎日の受注状況や財務状況も分かるようにしている。
国によっては情報規制が入ってしまい、その度にダウンする事もありますが。。
見学に来られたメーカーさんも社長から、
リアルタイムに海外工場が見えるようにしろと、命令が出されていると言う。
どこの経営者も考える事は同じである。
海外では、日本では考えられない事件や問題が起こる。
現地の責任者も、半分命懸けで対応しなければならないケースもあります。
その度に、私もカメラを見ながら、彼らの勇姿を見守っている。
映画「海賊と呼ばれた男」でも、昔の企業戦士は戦地でも物を売りに歩いた!
安全を問われる現代では考えられませんが、
それでも海外ではトラブルが付きものである。
私も海外駐在中は、不正、ストライキ、暴力沙汰など、色々なトラブルに巻き込まれた。
上手く解決出来ず、中には失敗もありましたが、その時は腹をくくるしかありません!
その苦労を知っているからこそ、果敢に立ち向かうスタッフには、心から感謝をしています。

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