東寺

妻を送って大阪へ、その途中で京都に寄ってきました。
今年は紅葉が例年より早く、既に散り始めてましたが、
東寺へ行ったらまだ紅葉が残っておりました。
真言宗本山東寺、1994年世界遺産に登録された平安京の遺構、
弘法大使空海により密教寺院となりました。
金堂に祀られている薬師如来にすっかり圧倒させられました。
それ以外にも、食堂(じきどう)に祀られていた四天王像。
撮影禁止でしたが、この四天王像は昭和5年に火災で焼失してしまった
焼け焦げた四天王像ですが、その風貌に何とも言えない神秘さを感じました。
焼ける前は国宝に指定されていたとの事です。

真言宗の教えとは、
私たちが日常話す言葉は、自分の主観だったり、執着だったり、思い込みに寄って語られています。その為、相手との勘違いや行き違いが多く、ありのままを話す事が難しい。そうした煩悩や執着が一切ない無垢で真理を表現するのが仏様のことば。
真(まこと)の言(言葉)をお経で伝える。 それが真言宗との事です。
何とも奥が深い宗教だなっと、すっかり染まりそうです。

歴史や宗教を学ぶ事で、我々の人生に奥深さが生まれる気がします。
まだまだ、少しかじっただけですが!
あ〜、やっぱり京都は良いなぁ。

関連記事一覧