仕事への責任

どんな仕事にも責任がある。
タダ(無償)で仕事をしているわけではないので、お金を貰っている以上は自分がやった仕事に責任が付いてくる。
商品を売ったら、売った人の責任であり、
商品が壊れていれば、作ったメーカーの責任である。
会社を倒産させたら、代表者(経営者)が債権者へ責任を取らなければならない。
会社内でも、
営業は、営業成績を上げなければいけない責任があり
製造は、良い製品を納期通りに安く作る責任があり
品管は、製品の品質を向上させ不良を出さない責任があり
業務は、客先との約束を社内に正しく伝達し守らせる責任があり
お金を管理するのは経理であり、良い物を安く安定して買うのは購買であり、
客先へ正しい商品を正しい数で届けるのは倉庫と物流であり、
新製品を生み出すのは開発の責任である。
それぞれの部門に任された責任範囲があり、その責任に応じて賃金が支払われる。

先日大きなクレームが起き、不良品を作ってしまった誤りを部署ごとに責任分担を付けさせた。 それぞれ、このミスは自分が悪い、そのミスは○○部が悪い。 そんなやり取りを喧々諤々行う事で、クレームの真実が見えくる。
経営者はその人を任命した責任がある、しかし何でも間でも経営者一人が責任を取っていたら、それは組織とは言えない。
担当者への責任の所在を決めて、その責任を果たすことが、組織を強くする。

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