約束

まんが日本昔ばなしの作家である前田こうせい先生の新作アニメ「約束」の試写会へ行って来ました。
富士吉田市のふじさんホールで行われましたが、テレビ局(山梨テレビ)のクルーも来られていて、前田先生のファンの方々や来賓の方々がたくさん来られていました。私もこのような試写会へ行くのは初めてでしたが、桃太郎プロジェクトとしてクラウドファンディングで集まったたくさんのファンの方達が待ちに待って、コロナ禍で大変な中、遂に完成された先生の作品を皆でお祝いするという、そんな温かい雰囲気が広がっていました。
それもその筈、前田先生の作品はドローイングアニメ(ペーパーアニメ)であり、1秒の映像に8枚の絵を使って少しずつ動かして表す、パラパラマンガをイメージした方が分かりますね。 その為、20分の作品に6,000枚以上の絵があり、それも全て前田先生の手描きであるから驚きです! 制作に3年以上の年月を費やした作品であり、コンピューターグラフィックで描かれる現代のアニメとは違い、1秒1秒に柔らかさがあると言えば良いのでしょうか、子供の頃に見ていたアニメがものすごく懐かしく感じる作品です。 文章では伝わらないと思いますので、是非に見て欲しいです。 それも大きなスクリーンで見ると、その一つ一つの絵のタッチや細かい模写を感じる事ができると思います。 また日本昔話と言えば常田富士男さんと市原悦子さんの優しい語り手(ナレーション)が思い出されますが、今回は歌手のイルカさんがご担当されており、あの心地よいイルカワールドに気づいたら入っています。
その前田先生が、5月に当社へお越し頂けます。 先生からも皆さんとお会い出来るのを楽しみにしていますと試写会終わりに先生へご挨拶をした際に約束してくださいました。
是非みなさんお楽しみに!

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