緊急時の節義

今回のウイルスの広がりは過去のSARSなどの感染症と違い、世界を巻き込む大規模なものとなった。日本の対応力の見直しに迫られるほど過酷なものとなっている。
ましてや弊社拠点のある中国で発生したことで危機感が増大した。
国内取引のお客様の反応はどうか。同じく中国に拠点がある弊社取引先は状況を理解してくれて、納期対応なども協力的である。
しかし日本国内のみの企業は状況説明よりも前に、納期は確保してくださいとその点だけの要望となる。
管轄の製品において、製造が1.5月間止まったとしても、他拠点への応援生産分と在庫を計上するとその月数分の企業安全度はクリアする。それは数字上の安全度であり、今後事態は終息するか拡大するかで対応も決まってくる。
企業の責任として最悪を隠すことはできないので、そのボーダーラインは3月10日の状況判断と設定した。

毎日ニュースなどで確認し、ウイルスの対策知識を増やしていき、できることの防備は進めていく。マスクが品切れ状態。先日店頭に店員さんの掛け声とともに並びました。ひとり一つ限定。4人家族で入れ替わり購入している人たちを見かけました。10分で完売。節度は守っていきたいものです。

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