郷に入れば・・・

昨今、日中関係が冷え込む中、日系企業が生き残りをかけ、新たな進出先に、ミャンマー、ベトナム、インドネシアが注目視されている。

 さっそく中国の売り上げの減少が見られ始めてきた。 

しかし、状況のせいには出来ない。当社の考え方は、周りが駄目だからうちもしょうがないというのはただの責任転嫁である。 

その考えの下、すでに、ベトナム第2工場、インドネシア新工場と早急に準備を始めている。 

先日、香港でコンサルタントとの話の中で、今回の日中問題は、面子の問題であるという。中国は面子を重んじる国。 

アジア各国に企業が進出しているが、海外に進出するということは、まずその国を知らなければならない。そのとおりである。 

今、インドネシアの立ち上げを行っているが、インドネシアはイスラム教の国であり、お酒と、豚肉は食してはならない。一日、5回のお祈りの時間。金曜のお昼は金曜礼拝。などなど、実際に仕事をしてみれば、中国とも違う、ベトナムとも違う、インドネシアはインドネシアなのである。

まだまだわからない事だらけであるが、その国を知り、早いところ軌道に乗せたい。

そう考えていたら、まずは自分の国も知っておかなければならないこと気付いた。

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