どこへ行ってしまうのか日本の技術

久しぶりに図面を書いています。
なんの図面かというと当社の創業からの生産品であるDIP製品です。

グループ会社の生産アイテムの移管にあたり、図面を見直しております。

図面といえば、誰でも同じものを繰り返えすこができる、製品の設計図です。

その移管元のアイテムは職人さんの元で作られていた品物で、図面も古く手書きで落書きの様な書類、職人さんの感覚で作り続けていたアイテムでした。

製品を手掛かりに図面を起こしているのですが、これでいいのか?職人さんの感と経験はどの様に表現すれば良いか?など、書きながら四苦八苦。

書き上げましたが、これで同じものがるくれるのかが不安ではあります。幸い移管先も職人さんの工場なので、不備があれば書き換えていければと思っています。

日本の技術はこういった職人さん達がいて世界の技術になっていきました。
そして昨今、日本では職人さんが減りなんとか技術を伝承しようと図面に残し後につなげようとしています。

図面では伝えきれない技術も沢山あるでしょう。出来るだけ文書化して後世につないでいきたいものです。

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