こだわり環境

先日メールを受信するとなかなか受信が出来ない、ようやく受信できたかと思って添付ファイルを見ると100MB近い添付ファイルがついていた。添付ファイルは当社の製品案内のPDFだった。
その製品案内の内容は、数十ページ程で中身は白黒、表紙が一色カラーそれが100MBもあった。
100MBといえば、400字詰原稿用紙 約130,000枚分、文庫本にして200冊分当社の会社案内ってそんなに内容濃かったけ?という事で当事者には注意。
インターネットが出始めた大学生時代、数100KBのとある画像(ご想像の通りです…)をダウンロードするのに一晩ワクワクして待った記憶がある。
近年技術の進歩で、ソフトの機能が増え、ファイルデータ量もどんどん大きくなっているが、その分、記憶媒体の容量がまして通信技術も進歩している。最近ではほとんどの人がファイルのデータ量を気にせずに取り扱いができる。
内容や機能がそなわっているデータなら大きくても構わないが、無駄に大きいデータはデータの無駄使いではないかと感じる。費用対効果ではなく、データ量対効果。
データは必ず記憶媒体に保存される。電力を使うし、一杯になれば買い足さなければならない。それを海外に送るには海底ケーブルを使い送られるが、届くまでには様々な基地局、サーバーや送信の為の設備と電力を使い一瞬とはいえ壮大な旅だろう。
世界的に地球環境を考えられている昨今だが、データの大きさには触れられていない。工業系の環境改善に比べれば極々微々たるものなのだろうが、無駄にする事はないと思う。
自動車は低燃費を目指し、軽量化、小型化されている。データも地球環境を考えるといった視点で軽量化、小型化してもいいのではないだろうか。
「あなたの1バイトで地球を救おう」みたいな…
(このブログの背景画像とヘッダ画像の大きさを適正化しました。)

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