脱大量生産・大量消費

今まで当たり前とされてきた、大量生産・大量消費。近年、環境問題、エネルギー問題、などの社会課題に対して、持続可能な社会の実現に向けてのSDGsの策定などが広がり、その中で、今までの大量生産・大量消費が見直されているということです。

大量生産というと、我々からすると工業系のイメージが強いのですが、デジタル系の雑誌からの情報でした。
その一例としてネイルの予約サイトの話題でしたが、大手予約サイト店側は集客目的で利用料を払って登録しとにかく席を埋める、利用者は施行の質よりとにかく安いところ探すといった行動に慣れてしまう。となると第一次生産者(サービス提供者)に収益が残らない状態となる。こういった大量生産・大量消費のビジネスモデルに限界が見えてきているというのです。

製造業で言えば、大量消費のため安いものが増え価格競争となる。生産者に利益が残らず新たな投資に繋がらないといった所でしょう。確かに実際に質より価格の方が購入判断につながることが多いです。

そんな大量生産・大量消費のビジネスモデルを、必要な品質のものを必要な分だけ適正な価格でといった’脱’大量生産・大量消費ビジネスモデルに変わりつつあるようです。製造業の当社では大量生産の今、周りではまだそのような動きはありませんが、今後のビジネストレンドの方向性をよく見ていく必要があるのでしょう。

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