技術力

1月も2週間経ち、仕入先様との年始の挨拶もほぼ終わりました。
話題といえば、今年の動向についてが大半でしたが、景気はあまり良くはない。
昨年は売上が上がったが、値上げと円安で金額は増えているが数量は減っている。特に原料メーカーや原料商社はこのような回答で、これから川上(原料)から川下(製品)へ影響が出てくるでしょう。
ある開発案件があり、その部品の製造が出来る仕入先を探しているという話をしていたら、ある担当者から、形状的に日本では難しい案件ですねっという返答が返って来ました。 プラスチック成形なら日本の方が技術があるのでは!?と私の問いに、やはり技術力は欧州、次に米国、その次は中国かな、日本は昔は技術力もあって価格競争力もあったが、この数十年で中国や東南アジアへ量の多い製品は流れてしまい、残ったのは小ロット多品種のみ。 その為競争力も無くなり、設備投資も進まず、技術者も高齢化し、廃業や特殊な成形品は辞めてしまう企業が多い。 探せば日本にも技術の持った企業は未だありますが、数が減ってしまった分、受注が集中してしまっていて、同じ製品なら米国の方が安く作ってくれるとのこと。 米国も、製造業は海外へ流れてしまったが、先進技術の研究開発と設備投資はしっかり国内で行われていたし、また昨今中国との貿易摩擦から、製造業が米国に戻って来ており、その分競争力も戻ってきているという。 他にも太陽光パネルは、ほぼ中国メーカーが独占しているし、半導体は台湾、フラッシュメモリは韓国、リチウム電池は中国、トヨタもEV車の電池は中国BYDと共同開発です。 唯一、ビジネス用のカバンが壊れ、新しいカバンを探していたら、海外製より日本製の方が丈夫で長持ちしますよと店員さんに薦められました。 但し価格は2倍高かったので、さすがに2倍は長持ちしないだろうと購入を見送りました。 アパレルやカバンなどは、職人技や丁寧な仕事など、未だMade in Japan が重宝されていますが、プラスチック成形や電子部品など装置産業については、最新鋭の設備を入れている中国や海外企業の方が優っています。 日経ビジネスに、プリンターや複合機の世界も、中国山東省に台湾のホンハイが年間1,200万台作る大きな工場を建て、世界の3台に1台は中国製にすると中国政府が公言していました。 因みにプリンターは、HP、エプソン、キャノン、ブラザーの4社で世界の99%超のシェアを持っており日本のメーカーが独占しているだけに、今後どのようになっていくのでしょうか。
日本の社会人の52.6%が読書すらしない、社外学習、自己啓発「何も行っていない」人の割合だとネットニュースに載っていました。 世界一学ばない国民、学生はちょうど大学入学共通試験が行われているので懸命に勉強していますが、社会人になるとなぜか勉強しなくなる。。 この話題は長くなるので次回のブログで書きますね。

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