財務分析

この週末の2日間は、全グループ会社の財務諸表と睨めっこをしていました。
今年1月から受けているビジネスセミナーの課題で、当社の財務諸表分析をさせられています。
課題がなくても、本来経営者である以上は財務分析は常に行うものではありますが、EVITDA(営業利益+減価償却費)やEV(企業価値)など、初めて聞くワードに正直戸惑っています。 各社の営業利益は、通常のPLでチェックをしていますが、過去3期分の減価償却費となると、過去の試算書を引っ張り出してきて、製造設備や建物、無形資産の項目から拾って来なければなりません。それも、本社だけでなく中国やベトナムなどのグループ会社全ての決算書を過去も含めて数字を追うのは、流石に時間が掛かります。 改めて、経理部門で働いているスタッフたちの苦労が実感できます。
さて、肝心のグループ会社を含めた財務分析ですが、伸びている部署もあれば、伸び悩んでいる部署もあります。 それらを事業ポートフォリオ分析の表にマッピングしていきます。ポートフォリオ分析とは、「負け犬」「問題児」「スター」「金のなる木」の4つに各事業を分類して行くものです。
ただ、分類する前に、各事業の売上や粗利益(率)、税引き前当期利益、減価償却費、EVITDA、EVを出して、その数字が数年並べてみてどれだけ伸びたか(減ったか)で判断して行かなければなりません。
当社は、昔から部門別財務分析を行っており、毎月売上と粗利益に対するコミットを各部門の責任者と行っております。そのためデータの蓄積があるので、後は数字を引っ張り出してくれば把握できますが、当社くらいの規模の会社でも、結構どんぶり勘定で細かい部署までの数字を出していない企業も多いようです。 大手企業では、月初5日以内にグループ会社全ての財務データが出揃うようなシステムを取り入れており、当社ももう少しリアルタイムに数字が出るようにするべきだなっと、実際に分析をする上で気づきが出てきます。 ここ最近は、事業周期も短くなっており、数年・数ヶ月で、経済も情勢も変わっていきます。昔は10年保ったビジネスも、今では2〜3年で競合も出てくるだけでなく、情報が飛び交う中、顧客の購買意欲も短期間で変わっていきます。それだけビジネスのスピードが上がっていっているということでしょう。 何事もスピード感を持って行わなければならないということですね。

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