訓練=基本行動

今回のインドネシア出張中、4月11日 スマトラ島アチェ沖で大きな地震が発生した。(どうも11日というのは、大きな事が起こるのは偶然でしょうか・・・) さて、私のいた、ジャカルタからは震源地からはかなりの距離で、揺れも感じず。日本からの連絡で地震を知った。幸い現地でも大きな被害も無く最小限の被害だったと報道があった。しかし、混乱は大きかったようで、津波合ったときの緊急避難地にしてされている場所、徒歩で行く事が前提とされているところ、多くのバイクが殺到し、避難地にもたどりつけないような大混乱が起こったという。 日本では昨年の震災時、緊急事態でも、節度ある国として、海外諸国から評価を受けていた。それはやはり、日頃からの訓練によるものである。9月1日は防災の日として避難訓練が行われていた。座布団代わりの防災頭巾と机の下に隠れるのは、日本人であれば誰でも知っている。そして必ず避難ルートがあり避難施設がある。 そんな訓練がいざという時に冷静な行動が出来るのであろう。今回インドネシアの地震の連絡を受け、すぐに津波が頭をよぎった。しかし津波の訓練は受けたことがなく、どうしたら良いか戸惑った。これが訓練をしているしていないの差なのだろう。 訓練とは基本行動。基本なくしては応用な対応など出来ない。 以前に当社でも基本について大きなテーマとなった。災害だけにとどまらず、基本行動がいかに大事かを実感した。

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