講習会(Part1)

先週、4日間の講習会に行って来ました。

講習会の場所は、某大手ロボットメーカーの本社があるところで、富士山の麓にあり、屋上からは壮大な富士山の景色が見られました。(思わず写真を撮ってしまいました。)

講習の内容は、協働ロボット教示・活用コース、でしたが、この「協働」というのがキーワードになります。

協働=人と一緒に、という意味合いであり、簡単に言うと、人が作業する同じ空間(エリア)でロボットを動かせる、ということです。

逆に言うと、協働ロボット以外は、人に触れないように安全柵やエリアセンサーなども安全対策が十分でないと使ってはいけないということです。労働安全衛生法にもちゃんと規定があります。

イメージとしては、ロボットは安全(もちろん制御として完璧にした状態で)だと思っていましたが、産業用ロボットによる労働災害が発生していること事例も多々あり、産業用ロボットは危険だという認識を持ちましょう、という安全講義から始まりました。

ん?協働ロボットも危険なの?と思ってしまいますが、協働ロボットにはロボット自体に安全対策がなされているので、人と協働しても大丈夫だということです。但し、ロボットに刃物や工具など、人を傷つけてしまう可能性のある物が取り付けられている場合は、協働ロボットとして使ってはいけない、ということでした。

例えば、ペッパー君を会社の受付に置いたとしても、ペッパー君に刃物や工具を持たせると人が触れないように安全柵に閉じめなきゃいけない、ということですね。ちなみに、ペッパー君のフォルム(容姿)が丸っぽい感じなのも、人を傷つけないための設計になっているからでしょう。

ロボットといえば、製造工場に導入される設備、というイメージがあると思いますが、この協働ロボットは多種多様な業種で取り入れられてきているそうです。今回、一緒に講習を受けた人達はみんな製造業関連でしたが、レストランなどの飲食店やホテル、アミューズメント系の方、などサービス業の方々も受講しに来ることが増えたそうです。

「協働」ロボットだからこそ、同じ職場内で一人の従業員の代わりになるように導入出来るわけですね。

こんな便利なロボットがあるならば、もっと普及していくだろう、と思いますが、最大の欠点があります。それはスピードです。

人への安全が配慮されたロボットなので、動くスピードには制限(リミット)が掛けられています。そのスピードを超えて使うと、協働ロボットではなくなり、安全柵など人への安全対策が必要になるわけです。

空港などで見られる自動運搬車が人歩くスピードよりも遅いのは仕方ない、ということです。

分かりにくいまとめ方ですみません。また改めて、皆さんにもう少し詳しく展開したいと思います。

今回はロボットの安全に関わる話をさせて頂きました。この続きは、次回のブログで!

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