
サービスの原点は「気づき」
先日、いつも利用している食品ショップへ買い物に行った時のことです。
自動ドア付近でカートを片付けている店員さんの前を、次々とお客様が入店していきました。
しかし、その店員さんから「いらっしゃいませ」という言葉はありませんでした。
以前は言っていたのか、その日は何か事情があったのか、それは分かりません。
店員さんが特別悪いと言っているわけもありません。
ただ、私は少し違和感を感じました。
なぜだろうと考えてみると、挨拶がなかったこと以上に、「目の前のお客様の存在に気づいていることが伝わってこなかった」ことが気になったのだと思います。
以前、ある有名なファーストフード店の社長さんの本で、こんな話を読んだことがあります。
寒い冬、開店前からお客様が店の前に並んでいるのに、店長が何も声を掛けなかった。
それを見た社長は、「自分なら暖かいコーヒーの一杯でも差し出す」と叱ったそうです。
サービスとは、決められたことをするだけではない。
目の前にいるお客様に気づき、相手の立場になって、自分から一歩動くこと。
それが、サービスの原点なのだと社長さんは伝えたかったと言います。
私たちの社是は、
①勢い ②挨拶 ③魁 ④感謝
です。
今回の出来事を通じて、改めてこの言葉の意味を考えました。
挨拶とは、単に「いらっしゃいませ」と声を出すことではない。
相手の存在に気づくこと。
そして、その気づきを行動に変えること。
それが「魁」であり、その機会をいただいていることが「感謝」なのではないでしょうか。
原点は、「気づき」。
自分自身も反省すべき事が山ほどありますが、まずは原点。そこから再度考え直したいと思いました。


