忙しさが最大の効率

フィリピン工場へ行ってきました。
いつ行っても、笑顔が素敵な国民だな〜と、関心します。
朝礼での私のつたない英語にも、頷きながら一生懸命に聞いてくれる。。
朝から「Good morning, sir…」
あまり…,sirに慣れていない為か、少し自分がエラくなった気分になる。
短い滞在期間でしたが、新しいユニフォームが出来た記念に、笑顔で集合写真。
もっと稼がせて上げたいのだが、売上も少なく、仕事もほとんど無い状態。。
もっと営業活動をし、たくさんの仕事を持って来て上げなければ、組織も弛んでしまう。
我々が入居しているLima 工業団地は、日本の大手企業も何社か入っており、この工業団地だけで約7万人の雇用があるという!
日本では一つの都市の人口がまるまるであるが、
それでも、未だたくさんのワーカーが集まってくると言う。

ワーカーが多いのが悪いのか。。。
いいえ、忙しくさせて無い経営者(私)が悪いのです。

人は仕事に追われていると、悪いことも考えないし、サボることも出来ない。
一人1ライン、材料投入から成形、製品の梱包、品質管理に到るまで、自分に任された製造の全てを担当する。 押出成形は、一人流れ作業である。
それが出来ているのが中国である。
中国は、人件費の高騰が今も続いており、効率を上げなければ利益を出せない。 経営に苦労する事が、自然とアイデアと改善に繋がってくる。

いつまでもおんぶに抱っこでは無く、早く一人前にさせなければならない。

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