仕事は哲学

人生もそうですが、仕事をする上でも目的を持って遂行しなければならない。
それが哲学から教えられると思います。 8月末に偉大な経営者であった稲盛和夫氏がお亡くなりになりました。 京セラ創業者であり、KDDIの誕生、JALの再建など、60年以上経済界でご活躍された経営者です。 私も個人的に大変尊敬している人物であり、稲盛イズムこそが会社経営の基本であると深く感銘を受けました。
仕事人として、また経営者としての「六つの精進」があります。
一、誰にも負けない努力をする
二、謙虚にして驕らず
三、反省のある毎日を送る
四、生きていることに感謝する
五、善行、利他行を積む
六、感性的な悩みをしない

この稲盛さんが説く「六つの精進」は、どちらかというと仏教の行に似ていますが、稲盛さんも深く経営を探究する上で、様々な宗教を学び、その思想や哲学から導き出しているとも言えるでしょう。
どれも徳を積む上で大切な事ですが、特に「反省のある毎日を送る」ことに言及していました。 稲盛さんが、80過ぎまで仕事をしていましたが、80過ぎても未だ毎晩寝る前にベットの上でその日の反省を行っていたとの事です。特に、52歳で第二電電(現KDDI)を創業した時は、「動機善なりや、私心なかりしか」と、繰り返し口に出して自分に問いかけていたと言います。 自分が進める事業が、本当に人の世の為だけに行っている事なのか? 当時、通信を牛耳っていたNTTという巨大な企業に風穴を開ける為に始めた第二電電が世間からの誹謗中傷に悩まされていましたが、この天地神明に誓える大義を持つ事で、絶対に負けないで頑張ろうという闘魂が湧いてきたと話していました。
私心で仕事をしても、いつかはダメになる。 それが善行で利他行(人に尽くす)であるか。感性的に物事を判断していないか。 全力で仕事(努力)をしているか。 人に感謝し謙虚に生きているか。
これらの言葉、仕事をしている全ての人に当てはまるのではないでしょうか。

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