
適材適所
少し遅くなりましたが、代表の最近のブログに「ベトナム20周年」の記事が掲載されていました。
私自身も立ち上げに関わった者として、20年という節目を迎え、ここまで大きく成長してくれたことを本当に嬉しく思います。そして何よりも、日々努力を重ねてくれているスタッフの皆さんに心から感謝いたします。
当時を振り返ると、経営、営業、品質管理、製造といった適材適所に分かれて専門スタッフが日本から派遣され、一つのチームとして工場立ち上げに取り組みました。
それぞれが自分の専門領域の立ち上げを進め、すべてが合わさったときに工場としての稼働が始まります。工場の建設から売上を上げるまでがチームの仕事で、安定して稼働する段階に入ると現地に運営を任せ、次の地の立ち上げへと向かう――この仕組みで当社は国内外の工場展開を進めてきました。
軌道に乗るまでは苦労の連続であり、うまくいかない時期も少なくありません。しかし、初めて製品が出荷された瞬間には、何とも言えない大きな達成感が込み上げてくるものです。
現在は、滋賀・栃木・カンボジアの3拠点で新しい工場の立ち上げが重なっており、スタッフ不足の中でも、それぞれの現場で全力を尽くして取り組んでくれています。特に栃木工場では先月、初めての売上が立ち、関係者全員が大きな達成感を感じていることと思います。
当社はこれからも、海外・国内ともに拡張を続けていく予定です。そのたびに新たな立ち上げに携わる人材が必要となります。
今の仕事に満足せず、自らの専門スキルを磨き続け、次の工場立ち上げに活かしていくことも仕事のやりがいにもつながっていくと思うのです。ぜひ立ち上げスタッフを目指してはいかがでしょうか。


