
互いに敬う
前回までのブログでは、朝礼でも唱和している社是や考え方に関して述べさせて頂きました。次のテーマは「社員の心得」についてです。当社の教育マニュアルにも書かれている内容を書きたいと思います。
社員の心得の一つ目に「マイナス志向は罪悪である」とあります。文章は次の通りです。
上司であれ、先輩であれ、役員であれ、社長であっても会社をマイナス方向にもっていく発言をした時は、話を聞く必要もないし、見る必要もない。マイナス志向からは、後退、滅亡が生まれ、プラス志向からは、前進、発達があり、素晴らしい未来を造り出す。上司らしくない上司は見習うな。上司を見る目を養え。
この文章の中で私自身が一番気になったのは「志向」と書かれていることです。「志向」とは心や意識がある目的や方向に向かうことを指し、「思考」とは物事を考える行為やプロセスそのものを指します。
「思考」はどちらかというと個人的な考え方として「考えることそのもの」ですが、「志向」は周りを導くような感覚として「目標や方向性を意識して進むこと」に使われます。
私はこの「志向」という意味合いで書かれていることに大きな意味合いがあると感じます。というのは冒頭にも書かれていますがが、上司や先輩、役員、社長など目上の方のマイナス志向な発言には、と書かれていますが、本来であれば指示をする立場の者や見本となるべき立場の人、つまり引っ張っていく人がマイナスな発言をしても部下として、後輩として、言うことを聞く必要はない、ということです。
社員としての心得であり、上司・先輩としての心得でもあります。但し、一つ気を付けなければいけないこともあります。それは、上司や先輩の言うことを聞く必要はない、と勘違いしないことです。あくまでも会社をマイナスにもっていくような言動であれば、ということであり、上司や先輩に立てついてよいわけではありません。
部下や後輩は上司や先輩を敬い、上司や先輩も部下や後輩を敬い、お互いに信頼関係を結んで業務を取り組もうとすることがマイナス志向を生まない環境になるのではないでしょうか。
私自身、よく上司に頑固者と叱責を受けることがあります。上司を敬い、そして信頼されるように私自身も努力したいと思いますし、部下や後輩のことも敬い、信頼をもって接していくように意識していこう、教育マニュアルを再度読み返して思った次第です。


