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何事も早いうち、若いうちに

最後の親知らずを抜歯してきました。
30代前半に虫歯となった右下の親知らずを抜いて、その時の痛みと苦しみが残っていたので、残りの3本の親知らずは後回しにしてきました。 その後15年経ち、妹から「お兄ちゃんお口が臭い!」と言われ、母親からは、誕生日に口臭ケアセットをプレゼントされるなど、私のことを思っての言動でしょうが、さすがに自分も傷つき、周囲にも不快と迷惑を掛けている思い、昨年から残りの親知らずを抜くことにしました。
前々から歯医者で歯石を取って貰う度に、「親知らずが黒くなっています」と言われていたので、間違いなく親知らずにできた虫歯のせいだと思っていました。
いざ、上の左右の2本は1ヶ月おきに1本づつ抜きました。 上の2本は、歯の頭も歯茎から出ていたので2〜3日出血に苦しみましたが、以前抜いた右下の親知らずほどの痛みと苦しみが無かったので、何とか乗り切れました。 しかし、抜歯してしばらくは、反対のの歯(口)でしか食べ物を咀嚼できないので、食べるペースが落ちるし、食べることの楽しみが無くなりました。 お陰で2kgほど痩せましたが、歯が丈夫だと長生きをするという言い伝えは、その通りだと改めて感じます。

左下の親知らずは、歯茎にすっぽり埋まっており、レントゲンを取ると周りの骨に埋もれていました。 正直抜かなくても良いのではと考えましたが、通っている歯医者の院長先生から、ここまで来たら抜きましょうと! 信頼できる口腔外科の先生が月1で来ているので、先ずはその先生に相談しましょうとのこと。 嫌とは言えずに相談すると、口腔外科の先生からは、「まあ抜けないことは無いかな」と曖昧な答え。 それに反して院長先生は、「いま抜かなければ、60、70歳で親知らずが腫れても、もう抜くこともできず、痛みを我慢するしかない」との説明というより、院長先生としては抜きたい気持ちが前のめりでした。
それから抜歯の予約を入れて最後の左下の親知らずを3日前に抜いてきました。
歯のレントゲンを見て口腔外科の先生からの説明は、歯の上に覆われている歯茎を切開して、邪魔な周りの骨を削って掘って行き、歯の上半分が出たら上半分を切断して取り出し、残りの根本は4分割にして切除します。 根本の先が神経に触れていますので、ごく稀ですが、唇と舌の感覚が鈍くなったり麻痺することもあるので、この同意書にサインをお願いしますと! えっ、聞いてないよ。。。
当初、20〜30分で終わるという手術も、切削機で骨をゴリゴリゴリゴリ、先の尖った器具でミシミシミシミシ、上手く行かなかったようでまた切削機で骨をゴリゴリゴリゴリ、途中で麻酔の効きが悪くなり追加で注入。さすがに麻酔があるので痛みは無いですが、脳に響く骨を削られる音が不快であり、ただでさえ小さい口を無理やり開けさせられているので、口角が切れて血が滲みました。
頭の中は、「神様、これから良い子になりますので早く抜けてください!」と願う、幼少期に戻った感覚でした。
結局、1時間ほど掛かり抜歯して、その後歯茎を縫合して、終わった頃には私も口腔外科の先生もヘロヘロでした。
その後、3日経ってボッコリと飴玉が入っているように左頬が腫れています。 痛み止め薬のお陰で痛みは和らいでいますが、もう2度とこの苦しみは経験したくないですね。

すみません、長々と実況してしまいましたが、
口腔外科の先生の話では、親知らずを抜くのは、高齢になるほど顎の骨が硬くなり、本来骨を押し下げて抜ける歯が加齢で骨が下がらなくなり、また骨と歯が癒着してしまい、抜歯に時間が掛かるとのこと。 もし抜くなら、20代前半の内に抜いてしまったほうが時間もその後の治癒も短いですよ、との話でした。
それに40歳を過ぎると、口腔外科でも生え方によっては要相談となるので、後々虫歯や歯のトラブルで抜くリスクを考えると、何も無くても早めに抜歯はしといたほうが良いでしょう。
親知らずもそうですが、何をやるにも早いうちに、若いうちに、思い立ったらやってしまった方が、ダメージも少ないという教訓でした。

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