
5年後の仕事
先日、IT企業に勤めている友人と話をする機会がありました。
その友人によると、この数年でAIの利用は急速に広がり、仕事の進め方が大きく変わってきているそうです。プログラム作成、資料作成、データ分析、議事録作成など、これまで人が何時間もかけて行っていた仕事をAIが短時間でこなすようになり、仕事のやり方そのものが変わりつつあるとのことでした。
その中で、彼がこんな事を言っていました。
「このままAIが進化したら、5年後には自分の仕事がなくなってしまうかもしれない。」
AIを最も身近で活用しているIT業界の人が、そこまで危機感を持っていることにリアルを感じました。
もちろん、本当に仕事がなくなるかどうかは分かりません。しかし、AIによって仕事の内容が大きく変わることは間違いないでしょう。私自身も、最近はAIを毎日のように活用しています。英文や中国語のメールの翻訳、契約書の確認、ブログの下書き、プレゼン資料の作成など、以前であれば何時間もかかっていた作業が、AIのおかげで驚くほど短時間で形になります。
先日行ったランチ塾のスライドも、その多くをAIに手伝ってもらいました。もちろん最後は自分で内容を確認し、修正を加えていますが、「ゼロから作る」のと「AIが作ったものをブラッシュアップする」のとでは、かかる時間も質も大きく違います。
ある記事で、「AIには利用料がかかるが、それでも使うべきだ」という内容を読みました。その理由は、AIへの課金は単なる支出ではなく、自分自身への投資だそうです。
毎月数千円の利用料を高いと感じる人もいるかもしれません。しかし、その数千円で仕事の効率が何倍にもなり、新しい知識を得られ、より付加価値の高い仕事に時間を使えるのであれば、決して高い投資ではないのでしょう。
今はまだAIにお金を払うことに抵抗を感じる人もいるでしょう。しかし数年後には携帯電話やインターネットの利用料と同じように、「生活をするためには当たり前に必要なもの」という認識になっているのではないかと感じています。
5年前には、ここまでAIが身近になるとは想像していませんでした。というよりChat GPTすらありませんでした。5年後がどうなっているかを正確に予測することはできません。しかし、AIを使いこなせる人と、使わない人との差は、これからますます広がっていくはずです。「もう年だから」と新しい技術を避けるのではなく、積極的に触れ、学び続けたいと思っています。変化の速い時代だからこそ、変化を恐れるのではなく楽しむ。そして、AIに仕事を奪われることを心配するのではなく、AIを使って自分の価値をさらに高められる人でありたいものです。


