昇魂之碑

ブログが並びますが、御巣鷹山の尾根へ私も昨日行ってきました。
日航機事故の詳細は他のブロガーも書いているのでここでは省略しますが、37年前に起きた壮絶な事故現場を見て回ることで、ただただ心から悲しみと残された遺族の方々の想いを感じました。山の上を一人で管理されている黒沢さんの事故当時の話、先ずあそこの一本松に掠り、右翼があの山肌にぶつかり、逆さまでこの場に飛んできて、尾翼側があちらに飛ばされて、それが僅か3秒の出来事だったと、また最後まで奮闘された機長やクルーの人たちの墓標、犠牲になった方々の墓標を細かく説明してくださいました。 私の感想を書くよりも、実際に皆さんが訪れ、自分の目と耳で感じる方がきっと心に伝わるかと思います。 標高は1500mほどありますが、登山口までの道路が上まで整備されていますので、車で上まであがれるのと、登山口から慰霊碑までの登山道も地元の人たちや財団の人たちが、登りやすく整備してくれており、足が不自由な方でない限り、ゆっくりでも上まであがれるかと思います。 また、金曜夜に大雨が降りましたが、登山道は粘土質な土がない為、雨でも足元がぐちゃぐちゃになるということもありませんでした。 この時期からJALのスタッフさんが、毎週数人から数十人単位で慰霊碑を訪れており、他にも群馬県警や消防士が50人単位で慰霊登山とボランティアに来られたり、来週は鉄道関係の会社さんが60名ほど社員を連れて慰霊に来られると話しておりました。 私も微力ながら石運びを手伝わせていただきましたが、もう少し若者の手が欲しいといのも確かにあります。
当社で企画している7月の慰霊登山も、雑草を抜きながら登って来てくださいねっと黒沢さんから既に頼まれました。 大人数が動くので入念に準備を進めなければなりませんが、皆と慰霊登山ができるのを今から嬉しく思います。

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