こだわり環境

ベトナム北部のハノイ、ハイフォンを回ってきました。例年この時期ベトナム北部は曇りの日が多くだいぶ気温も下がり長袖を着るぐらいの季節なのですが、出張中暑い日が続いていました。日本に帰れば11月に入り寒くなっているかと思い、防寒着を用意していたのですが使うどころか、Tシャツで過ごせるぐらいの暑さに、今年は特に気象の異常さを感じます。

環境破壊で温暖化になっているのか、逆に環境活動で空気が綺麗になり太陽の光が強く届きやすくなったのか、はたまた、環境破壊や活動の影響はなく地球の自然な周期なのかと色々と諸説がネット上を駆け巡っています。

さて、今回のベトナムはお客様と新たな環境ビジネスの調査としての同行でした。その中で家庭ゴミの分別の話題となったのですが、ベトナムでは企業では一応分別してはいるがルールが曖昧。また一般の生活ゴミについては、分別されていない状態で個人個人の啓蒙活動から時間をかけて浸透させる必要があるようです。ベトナムに限ったことではありませんが。一方日本はゴミの分別の仕組みは1990年代から環境汚染が問題視され、規制が進み30年経った今、分別の厳しさでは世界トップクラスだそうです。

技術は世界トップクラスを奪われ、電気製品、家電も奪われ、自動車もEVに変わり危うい状況。

日本では誇れるものが無くなってきている昨今、ゴミの分別ではありますが小さくても誇れるものがあると未来を見ていける気がしました。これから新たに誇れる日本を作っていことはなかなか難しいですが、今あるものをよりよくし世界に展開していければと思った次第でした。

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