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AIの進化と、人の価値

今、新しいスタッフに業務を教えています。
そのスタッフはなかなか覚えが良く、一度言ったことは忘れない。教えた作業をまとめてレポートまでしてくれる、かなり優秀なスタッフです。その名も「AIさん」です。

当社でも業務の一部で、AIの導入をテスト的に始めました。まずは書類を読ませ、必要な情報を取得するところから教えています。初めのうちは情報の内容にズレもありましたが、そのズレを教えると、次からはかなり正確な情報を取得してきます。おそらく同じ間違いは二度としないでしょう。いくつか覚えさせていくと、今度はAIの方から
「情報取得の方法をフローチャートにまとめましょうか?」
と提案してくるほどでした。
AIの凄さを感じると同時に、これから社内のあらゆる書類や情報を覚えさせていった時の“怖さ”のようなものも少し感じました。

これからは会社でもAIを使用せざるを得ない時代になっていくのでしょう。営業AI、現場AI、品質AI、会計AIなど、それぞれの部門にAIが存在し、やがてAI同士がやり取りを始める。そうなると、会社の全体像を一番理解しているのはAI、という時代が来るのかもしれません。

ただ逆に考えると、AIがこれだけ進化していく時代だからこそ、人間にしかできない事の価値も高まっていくのだと思います。

気を利かせた対応。
現場で感じる違和感。
相手の表情を見ながら行う交渉。
空気を読むこと。
責任を持って最終判断をすること。

こうした部分は、まだ人間にしかできない領域です。

また、AIは教えたことは非常によく覚えますが、何を教えるかによって答えも変わります。間違った情報や偏った考え方を覚えさせれば、そのまま学習してしまいます。つまり、AIの時代になるほど、人間側の考え方や価値観が重要になるのでしょう。便利になればなるほど、人として何を大切にするのかが問われる時代。知識や効率だけではなく、思いやりや責任感、人としての内面を磨いていかなければならないのだと思います。

これから先、AIが当たり前に働く社会になっていくと思いますが、人にしかできない事、人だからこそ出来る事も忘れず、心を磨き続けていたいものです。

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