隠し持った武器

今週は部内メンバーの面談を行動評価に合わせて一人一人行わせて頂きました。

一人一人を個々として各評価項目で点数を付けて、評価コメントを書いていると、改めて各自の特徴や個性などを感じます。

評価表には自己採点とコメントがあり、面談のときには私が評価したポイント(良かった点、課題部分など)を伝えるのですが、意外と?あったのが、被評価者(自己評価)と評価者(上司評価)の評価しているポイントが違ったということです。

各自が評価していた部分よりも評価していない(触れていない)部分を私は評価したってことですね。

ですから、私が面談したメンバーは、もしかしたら予想とは違った面談になったかもしれませんね(笑)

私自身どちらかというと、本人が気付いていない良い部分や個性といった部分を褒めます。それが高いレベルだとか、良い結果が出ているだとかではなく、他の人にはない個性、つまり武器だと感じるところを伝えます。

みんなが同じ刀を持って戦っていたとしても、ある人は鉄砲を隠し持ち、ある人は長い槍を扱え、ある人は弓の技術を持っている、など、それぞれが特徴のある武器を持っているということです。

それは今回私が面談した部内メンバーだけではなく、会社の皆さん全員がそういった武器があると思うのです。そして、本人では気づいていないこと、武器だと思っていないことがよくあるわけですね。

各自が手に持っている武器だけではなく、隠し持っている武器も含めて、当社の武器になります。先日の代表塾でもありましたが、これからの世界情勢、ビジネスは非常に厳しい状況に陥る可能性もあります。そんな時に、会社として、個々としても戦っていけるように、武器を磨いておくようにしたいですね。

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