出来ること・求められること

年頭あいさつのテーマ「全社員が営業マン」という中で、皆さん思い思いに自分に出来ること、自分がやるべきこと、を話してくださいました。

発表を聞いていて、「自分に出来ること」をどう捉えたのか、人それぞれの考え方があって大変面白いな、と感じました。

今やっていることを更に向上させる、新しいことにチャレンジする、目線を変えてみる、など様々なパターンとしてありました。

おそらくは、自分の武器(強み)は何か、自分の取り巻く環境(現状)として弱い部分は何か、など身の回りのことをまずは考えてみたのではないでしょうか。つまりは、これはシーズのようなものですよね。

そして、次に考えることは、周りが求めることは何か、必要とされそうなことは何か、つまりニーズを捉えることが重要なことです。

一般的には、シーズ=生産者視点の考え方、ニーズ=消費者視点の考え方、とマーケティング用語として使われる言葉です。

ここでの私の使い方としては、シーズ=自分が提供できること、ニーズ=相手に求められていること、としてお話させて頂いてます。

今年は常にこのシーズとニーズを考えながら、行動していきたいと思います。

特に気を付けたい、意識したいことはニーズの方です。

シーズは数日間で簡単には変えることは出来ません。ですが、ニーズは状況に応じて変わってくることの方が多いわけです。

だからこそ、ニーズを的確に捉えられたと思ったときには、「すぐにやる」ことが大事だと思うのです。迷っている時間内に、後回しにしている内に、ニーズの鮮度が落ちてきます。そうするとチャンスを逃してしまうということですね。

そういった嗅覚、感覚のようなものも身に付けられたら、と思っております。

今年はNNP委員会が始動します。皆さんの嗅覚やセンスを形にして、新たな製品やサービスを創り上げられるように頑張っていきましょう。

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