自律型・他律型・自責型・他責型

昨日は、1年前に通っていた経営者育成塾の総会がありましたので、参加してきました。
1期生辺り12人程度の少人数制で、約半年間ごとに東京・大阪で開かれている経営者塾ですが、私はその6期生として参加しました。
先週、8期生が卒業したので総勢96人がメンバーとなっています。 昨日は、その内の40名程度が参加した総会でしたが、
メイン講師の先生が登壇し、勉強会と6班に分かれたグループディスカッションを行いました。
テーマは「DXからAXに移行する中小企業の人材の働き方」
現代に合わせた内容でしたが、その中で人材は4つの分類に分かれるという話がありました。
① 自律型 × 自責型
② 自律型 × 他責型
③ 他律型 × 自責型
④ 他律型 × 他責型

私も上手に説明出来ないので、Chat GPTに簡単に例を上げてもらいました。

自責(じせき)
自分のせいだと考える
他責(たせき)
人や環境のせいにする
自律型
(自分で考えて動く)
🌱 自分で動いて、うまくいかなくても自分の責任だと思う人
例:失敗しても「自分の準備が足りなかった」と考え、次の行動を変える
🪻 自分で動くけど、うまくいかないと人のせいにする人
例:「上司がちゃんと説明しなかったからだ」と考える
他律型
(指示を待つ)
🌸 指示を待つが、結果については自分の責任と考える人
例:頼まれた仕事で失敗しても「もっと聞いておくべきだった」と反省する
🌪 指示を待ち、失敗したら人のせいにする人
例:「こんな仕事をやらせた上司が悪い」と考える

上記のように、例を上げてくれました。
Chat GPTのプロンプト(指示入力)するときに、「中学生でも分かるように説明して」と指示すると、すごく分かりやすく説明してくれるのでお勧めです。

まとめると、
① 自律型 × 自責型  →  一番成長する人
② 自律型 × 他責型  →  周りを振り回しがちな人
③ 他律型 × 自責型  →  少し控えめだが、成長しやすい人
④ 他律型 × 他責型  →  一番成長しにくい人

社内に、①の人が増えるととても強い組織になります。
しかし、誰もが完璧な「自律型 × 自責型」はなかなかいないし、いたとしても維持できません。
それであれば、先ずは考え方(思考)を意識して①を目指す行動が大事だと思います。
我々経営者は、①の人が多いし、行動を①に近づけなければ会社は存続出来ません。 ですが、例えばトランプ関税による売上減となると、どうしても他責にしたくなりますが、それでも自分の準備不足を反省し、前向きに問題解決に挑まなければなりません。
皆さんは4つのパターンのどれに当てはまりますか?
行動を表す「自律型」と「他律型」は、人それぞれの性格と仕事の経験値にもよるので、なかなか変えられませんが、
自分の思考は、他人や環境のせい(他責)にしないで、常に自分自身が招いた責任(自責)として次の行動に移して欲しいですね。

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