スキルアップ

IT、業務スキル、技術スキル、知識、語学

スキルアップの原点は「遠回りの学び」にある

今年も早くも1週間が過ぎました。
さて、さっそく今年のスキルアップを何から始めていこうかと考えていたところ、「社会人になると本が読めなくなる」という本を目にしました。

確かに、もともと本があまり得意ではない私ですが、社会人になってからはさらに本を読めなくなってきていると感じます。

仕事の中では、さまざまな問題や課題、業務があります。それらを進めていく、あるいは解決していくにあたり、現代のネット社会・情報化社会では、必要な情報を検索すれば直接アクセスでき、すぐに答えが見つかる環境があります。
私たちの生活の中でも、SNSや動画配信サービスなどを通じて、必要な情報を手軽に取得できるようになっています。

一方で、本はどうでしょうか。
一冊の本を最後まで読み進めるには、歴史的な背景や社会的な文脈、さらには参考的な内容として、タイトルとは少し外れた雑学的な話題が含まれていることもあります。そのため、本のタイトルからイメージしていた内容とは違う情報が「ノイズ」として入ってきてしまい、直接欲しい情報になかなか辿り着けず、結果として本が読めなくなっていく、というのです。

さらに私たちは、私生活においてもSNSや動画サイトで「欲しい情報にすぐ辿り着ける」ことが習慣化しているのかもしれません。

しかし、そのノイズこそが、知識を増やしていく上で非常に重要なのだそうです。

知りたいことは単なる情報であってノイズが加わることで、情報は知識へと変わっていきます。
今は必要ないと思える周辺情報であっても、後々どこかで役に立つことがあります。また、その周辺情報が気になり、次はその分野を学ぼうとすることで、さらに知識が広がっていく。そうした好循環に入っていくことでしょう。

代表のブログにあった、**吉田松陰先生の言葉「今日の読書こそ、真の学問である」**に繋がったのです。

吉田松陰先生は幕末の思想家・教育者であり、鎖国下の日本で黒船を一目見たいという思いから米国への密航を試み、囚われて獄中生活を送ることになりました。しかしその獄中においても読書を続け、次第に周囲の囚人や看守までもが松陰先生の教えを受けるようになったといいます。最後の最後まで学び続けた、志の高い人物です。

一朝一夕でそこまでの境地に至ることはできませんが、「勉強」という言葉が心に刺さった、そんな一年のスタートとなりました。

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