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工場訪問、海外

備えあれば憂いなし

東日本大震災から15年を迎え、ニュースや特番、ネット記事を見ますが、被災者の過酷な経験から前を向いて歩んでいる姿には、胸が締め付けられ涙なしにはいられません。今こうしていられることに感謝です。普通というのが実に有難い事を改めて認識します。当日には黙祷を捧げさせていただきました。

やはり年月が経つとだんだんと防災への意識も薄れていくもので、毎年こうして思い起こされるのをきっかけに見直しができます。

当時、ガソリン不足になりガソリンスタンドに長蛇の列ができていました。津波により製油所も被害を受け、物流が停滞し、買いだめも影響しガソリンの在庫が底をついた状態でした。私も近所のスタンドにガソリンが入る噂を聞きつけ朝から並んだ記憶がありました。それ以降、車のガソリンは半分以下になったら必ず満タンにする事を心がけていました。給油のタイミングも明日でいいやと思うこともありますが、今晩何かあったらどうすると想定しできる限り早めに給油していました。

ガソリンはあるに越したことはなく、移動の燃料になるのはもちろんのこと、発電もできます。災害における帰宅困難、雪道での立ち往生、台風などでの停電などでもガソリンが数日はつなぐことができ、供給も最悪は手で運べます。この経験から、私の中では防災の観点で電気自動車という選択肢はまだ考えにくいのが正直なところです。

そして、震災の記憶と重なるこの時期に、中東紛争によるホルムズ海峡の封鎖リスクで原油価格が上昇し、ガソリンの値上がりが進んでいます。いざ入れようと思った時には時すでに遅し、最近は防災意識が薄れていて1/4を切ってからの給油になってしまっていたので、高いガソリンを多く入れなければなりませんでした。

この非常事態が続けば、原油不足が深刻となり、生活、産業などにも大きく影響してきます。生活ではガソリン価格が真っ先に変化が現れましたが、仕事では原料の価格上昇が顕著に出てきております。

今回の中東危機は長期化することも考えられ、どこまで備えていけるかも不透明な状況です。個人、会社でできる備えを着実に続けながら、一刻も早い終結を願うばかりです。

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