
ととのう
サウナ用語で「整う」とも書きますが、サウナに入って、水風呂を浴びて、外気浴、これで身体がリラックスしているが脳が覚醒したようなとても心地よい状態。 これが「ととのう」ですが、ストレス解消にはとても効果があります。
私もたまに銭湯へ行きますが、子供が小さい為なかなかサウナ室へ入れません。 先日、家のお風呂の交換で1週間入浴出来なかったので、これは整うチャンスと思い、仕事帰りに一人で近所の銭湯へ行ってサウナを味わってきました。
これは良い! 普段家に帰ると先ずは家が散らかっていることに毎日イライラしていましたが、サウナ帰りは心が穏やかになっているのか、「今日もたくさん遊んだなぁ!」と穏やかな口調で子供達と一緒にお片付けができました。
仕事をしていると多かれ少なかれストレスを抱えます。 そのモヤモヤを身近な人へ当たってしまいがちです。 妻であったり、子供達であったり、ちょっとしたことでもキツイ言葉が出てしまいます。 冷静になると自分が悪いと反省できるのですが、モヤモヤがたまっていると自制が効かなくなるものです。
ちょうど岡村陽久氏(株式会社アドウェイズ 創業者)がYoutubeで一般の人からの悩み相談をしており、その回答を聞いていたら、「なるほど」と感じました。 岡村氏は、中卒、高校中退というキャリアですが2000年にIT系広告代理店「アドウェイズ」を創業して、2006年に当時サイバーエージェントの藤田氏が持っていた最年少記録を塗り替えて東証へ上場させました。 アドウェイズは今や年商500億円を稼ぎ出しますが、創業からの逸話を聞いていると壮絶な苦労をして今がありました。
岡村氏の経歴はネット検索をすれば分かりますので飛ばしますが、その悩み相談の内容は、高校中退して子供が出来て結婚した友人(男性)がいて、結婚後4年で夫婦仲が悪くなり離婚してしまった。 その友人は5歳の子供に会いたいが元奥さんから会わせてもらえず悩んでいるが、そんな友達にどう助言や励ましの言葉を掛ければ良いか分からないという相談でした。
岡村氏の答えは、その友人をサウナへ連れて行きなさいとのこと!
サウナに入っている間は暑くて誰でも思考が停止する。 暑いサウナで出たい出たいと耐えて耐えて、やっと水風呂に入って冷たさを我慢して我慢して、外気を浴びて寝転ぶ。 それを3セット繰り返すと、その間(1時間くらい)は嫌な事を考えられなくなり頭がスッキリする。 そうすると自分が悪かったと自己反省をするようになり、子供に会いたいけど会えない原因を作ったの自分。 その償いでもあり、少しでも多く養育費を払い、元妻と子供が笑顔で暮らせることに専念しよう。 言葉で伝えられなくても、その前向きなエネルギーは(サウナを通して)元妻へ伝わる! だから、悩み相談をして来た彼は、先ずは友人をサウナへ連れていくこと。 助言しようとも励まそうともしなくても良い、ただ黙って一緒にサウナへ入れば良い。 後はサウナがその友人に語ってくれる。 1回でダメなら10回、ダメなら100回、それでもダメなら1000回行けと。
深い話ですよね!
そう感じるのは私だけかもしれませんが。
人は、必ずストレスを感じるものであり、機嫌が良い・悪いがあります。自分の機嫌で周囲の人たちを遠ざけてしまったり、身近の人を傷つけてしまうこともあります。 それは誰もが経験することでしょう。
AI化やデジタル社会になっても、自分の機嫌は自分でしか治せません。
自分の心はいつの時代もアナログです。
その方法の一つとして「ととのって」みては如何でしょうか。


