考え方

社是、社訓、考え方

人の性格なんて!

人の性格というのは、中々直せないものである。
 
「こんちくしょう(この畜生)」と想う事もあるし、
 
「あ〜あ〜、その性格を少しでも直せば良いのになぁ」と呆れる事もある。
 
相手に直して欲しいと思っても、人は遠回しにしか言えないもの。
 
相手に嫌われたくないという気持ち半分!
 
俺が勇気を出して言っている気持ちを理解してよ、が半分!
 
但し、言っても相手に伝わっていなければ、余計相手を怒らせるだけだし、
 
心の中で100回言っても、言葉に出さなければ、相手には伝わらない。
 
会社を辞めろや、別れようとまで言えば、さすがに相手に通じるが。。
 
でも、極論になる前に、俺の気持ちに気づいて欲しいというのも本音である。
 
当社では毎朝、社是社訓と考え方の読み合わせをしています。
 
その中で、「仕事を通じて、人として成長する事」 という文面がある。
 
仕事を通じて、スキルを上げるというのは当たり前だが、
 
当社の場合は「人としての成長」というのが、ミソである。
 
掃除一つとっても、ただ箒でゴミを掃くのでなく、
 
心の汚れも一緒に掃く(綺麗にする)意味合いがあると思う。
 
挨拶も、ただコミュニケーションを取るだけのものではなく、
 
自分から相手を迎え入れる(敬う)気持ちが含まれている。
 
ある若い社員が、内の会社に入ってから、
 
普段も近所の人に会うと挨拶をするようになったと、言ってくれた。
 
癖や性分、一生の内に直せたら良いねと言われるほど直らないものではあるが、
 
それを直そうと思うか、それともこれが俺の性格だと割り切るかで、
 
そこからの成長が止まってしまう。
 
我を通すのも良いが、気づいたら周りに誰もいなくなってしまうよ!
 
若手俳優の綾野剛さんが、人ったらしだと、ある番組でやっていた。
 
例えば、俳優が番宣でお笑い番組に出るが、
 
所属事務所に頼まれたからしょうがないから出たと、
 
斜に構えてムスッとしている俳優が多いという。
 
でも、他人の番組に出させて貰っているから精一杯やろうと思うのが、
 
人としての礼儀である。
そういった、一つ一つの行動が、彼の魅力だという。
 
いくら演技力があって売れていたとしても、
「良い奴」だけが、最後まで業界で生き残っていくという。
 
我やプライドなんて、結局は自己満足と自己防衛だけであり、
 
相手には、不快な気持ちしか与えないもの。
 
私の意見ですが!

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