考え方

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中国出張!

香港空港から入り、深センと恵州へ行って来ました。

初日、深センの羅湖(香港との境)に恵州工場の運転手に迎えに来てもらった。
そのまま、市内で簡単にランチを食べたのだが、
ご飯と付け合わせのお菜とドリンクで、一人35元!!(約550円)
メニューを見て、日本と変わらないじゃん! とついつい同行した営業マンに愚痴ってしまった。
オフィス街のファーストフードに近い店でしたが、それでもよく繁盛している。
中国のサービス産業、少しずつ過剰になっており、上海地区での自転車レンタルは有名な話だが、
(スマホでタッチすれば自転車置き場から1時間辺り1元で借りれるサービス)
出前アプリ「餓了ma」が便利だと言う。
家やオフィスにいながら、スマホのアプリで簡単に食事の出前が取れる。
予めに住所登録をしておきアプリ内で検索すると、周辺のレストラン数十軒ほど、出前時間と出て来る。
後は、食べたい物をメニュー表から選び課金すると、出前をしてくれると言うサービスである。
もし、記載した出前時間より遅れると、出前代(5元ほど)が無料となる。
このアプリのせいで、店に食べに来る人は激減したが、注文は繁盛している。
中国全土で展開されており、ユーザー数は3,000万人!
恵州の田舎に行っても、このサービスが展開されている事にも驚きました。
深センのオフィス街では、たくさんの出前弁当を持った配達員が、そこら中に走っていました。
お客さんや内の日本人スタッフも、このアプリを愛用しており、
お陰で、休みの日は一歩も家から出なくなったと、苦笑いしていた。
日本の宅配サービスもそうだが、過剰になり過ぎると、あまり良い傾向が出ない気がする。
最近、工場の運転手に、遠方まで営業に行くと頼んだら、ちょっと嫌な顔をするんですよと、
営業マンが愚痴っていた。
ベトナムでは、空港に着いた私の姿を見つけたドライバーは、笑顔で走って駆けつけてくれた!
この笑顔が素敵なドライバー、3時間ほどかかるハノイからハイフォンの道のりで、
なぜか涙を浮かべながら、運転していた。
ハイフォンのホテルに着いてすぐ、別の代わりの運転手が来て、すぐに帰ってしまったのだが、
後から来た運転手に聞くと、実は彼の奥さんがその日に亡くなったのだと言う。
運転中、しきりに携帯へ電話があり、私もベトナム語が分からないのだが、
ハノイの病院に長い事入院していた奥さんのお兄さんからだったらしい!
そんな大事な事を言ってくれれば、私はタクシーでハイフォンに向かったのに。。
一番辛い時でも、きっちりと自分の仕事を熟す彼に、なんとも居た堪れない気持ちとなりました。

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