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親知らずを抜きました

一昨日に親知らずを抜いてきました。
10年前に斜めに生えていた右下の親知らずを抜いた時の嫌な思い出があったので、他の親知らずには手を出さないようにしていましたが、歯医者へ行く度に親知らずの磨き残しを指摘されていました。
10年前の抜歯は、口腔外科の先生が1時間以上掛けてやっと抜けた親知らずで、その後1週間くらい口の中の出血に苦しみました。2〜3日はまともにご飯が食べられなかったのを覚えています。 ただ、今回は斜めに生えていた下の歯では無く、比較的真っ直ぐ生えた上の歯であり、歯医者の先生もそこまで痛くないですよ!とのこと。 抜歯前に刺す麻酔も、昔はチクって歯茎に刺す注射も、無痛麻酔器があり、痛みも無く徐々に歯の周辺に麻酔が効いてくる感じがしました。 入念に麻酔の効きを確認し、後は器具を口の中に入れてテコの原理でミシミシと、モノの5分も掛からず抜歯に成功です。 もう片方も抜きますか? という問いに、さすがに1回に両サイド2本を抜いたら生活に支障が出ると思い、そこはお断りしましたが、抜く前の恐怖は、今の技術進歩には無縁でした。
しかし、抜いた後からの方がやはり大変でした。 帰る前にガーゼで圧迫止血をしましたが、家に帰るまでに既に口の中は血だらけ。
晩御飯は妻が気を効かして冷製ラーメンを作ってくれましたが、抜いた歯の反対側の歯で半人前を食べるのにもやっと。結局血の味しかしないのと、麻酔が切れてきたら痛みも出てきたので、そのまま就寝。 朝起きたら枕が血だらけ、鏡を見たら自分の口元がドラキュラのようになっていました! 2日目は、口の中に血の塊が出来ては捨てての繰り返しで、3日目の今朝は、血も止まり、多少の違和感(痛み)はありますが、昨日よりかは良い状態です。
親知らずは、20〜30代で抜けと言われますが、45歳の私の治癒力では治りが悪いです。 歯医者に消毒に行った際も、「やはり治りが悪いですね」って先生からもあっさり言われてしまいました。
それと、歯が揃っていないと、食事も楽しくないということに気付かされました。
食べ物を噛むことで味が伝わり、美味しさが脳に伝達します。
丈夫な歯は長生きの秘訣と言われるように、普段から歯をもっと大事にケアしなければと反省しています。
因みに抜いた親知らずを見てびっくり、側面(頬っぺた側)がほぼ真っ黒になっていて、かなりの虫歯になっていました。

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