インバウンドを見た!

先週のブログの一つにあった【インバウンド】について、実際に目の当たりにしたので、便乗して書かせてもらいます。

滋賀から神奈川へトラックで戻る際、高速道路を利用します。やはり長時間の運転になるため、サービスエリアでの休憩は欠かせません。以前のブログでも書きましたが、夕方になるとトラックが一斉にサービスエリアに集まり始め、駐車スペースからはみ出してエリア外にまで停められている状態が朝まで続きます。そのため、夜間のトラック移動では、サービスエリアに停まれるかどうかが運の分かれ道になります。

しかし今回は昼間の移動だったため、そうした心配もなくサービスエリアに立ち寄ることができました。ところが、そこには観光バスが所狭しと並んでおり、トラックをどこに停めようか迷うほどでした。まだお盆前で旅行シーズンでもなく、修学旅行シーズンでもありません。しかも猛烈な暑さの時期で観光には不向きな季節。それなのに混み合っていた理由は、訪日外国人のツアー客でした。

トイレは混雑し、売店には長蛇の列。唯一空いていたフードコートで昼食をとりました。店舗をよく見ると、日本語のほかに中国語、韓国語、英語の案内が表示されていました。サービスエリア側もインバウンドを意識して、売れるものを変えてきているのでしょう。特に人気だったのが、ガンダムの特設コーナーにあるプラモデルや、アニメ関連のコーナーに置かれた漫画などで、大盛況となっていました。

売店には長い列ができていて、客は中国語を話し、店員さんは日本語。大丈夫かなと思って見ていたところ、慣れているようで、紙に書いた翻訳を使ってレジ対応していました。

訪日客数に関するニュースでは、以下のように報じられています。
・4月:訪日外国人客数は390万8,900人で、単月として過去最多を記録
・6月:訪日外国人客数は337万7,800人で、過去最速で累計2,000万人を突破

また、インバウンド以外の外国人、つまり居住ビザを持つ在留外国人は、6月時点で358万8,956人。外国の方々と接する機会はますます増えています。滋賀でも、仕事の関係で中国人の方と一緒に仕事をすることがあります。少しでも言葉が話せると、コミュニケーションが取りやすくなります。外国の方々も必死に日本語を覚えてくれているので、こちらからも少しでも相手の言葉で返すと、また違った形の交流が生まれるでしょう。

今後も外国人の方々と接点を持つ機会が増えていくと思います。挨拶だけでも相手の国の言葉を覚えて使ってみると、一気に距離が縮まり、親近感を持てるかもしれません。

関連記事一覧