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物故者慰霊祭、クオリティーカップ、年末年始、業務目標発表会

目標が明確になること

営業部の業務目標発表会が開催され、各営業担当者ごとの数値目標が出揃いました。前期より新たに立ち上がったインフラ事業部についても、今回の発表会でこれから目指す明確な売上目標が設定されました。これにより、これまで漠然と準備を進めてきた工場側も、具体的なゴールを共有でき、より一層力を入れて取り組む体制が整ったといえます。

これまで営業側と工場側では「物がなければ売れない、売れなければ物が作れない」と、鶏が先か卵が先かといった議論が続いていました。しかし、目標が明確になった今こそ前を向いた行動に切り替え、「売れるものを作る」「作ったものを売る」という営業と工場の協力体制が築かれ、相乗効果が期待できます。

次の段階は「いかに利益を出すか」です。利益を確保するためには、工場側のコスト意識と改善活動が欠かせません。材料の無駄をなくす、作業効率を上げる、空き時間を減らす――いわゆる「ムリ・ムダ・ムラ取り」の徹底が必要です。現行商品のDIPやコルゲートでは長年の改善活動の成果が出ており効率化が進んでいますが、インフラ事業はまさにゼロからのスタート。改善すべき点は無数にあり、課題は山積しています。
逆にやるだけやったが、思ったほどの改善効果がなく、作業効率、仕損率が悪いアイテムも出てくるでしょう。その場合には営業側にも情報共有を行い問題点を理解してもらい、お互い協力して改善を進めていくことが必要となります。

今期はまずインフラ事業部の売上を伸ばし、赤字からの脱却を果たすこと。そのうえで、利益の出る体質づくりを着実に進めていきましょう。

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