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物故者慰霊祭、クオリティーカップ、年末年始、業務目標発表会

アップデート

前期(50期)の製造部門業績発表会を行いました。
毎年期初に各工場から部門リーダーを集めて、前期の振り返りと次期の目標を役員含め皆の前で宣言する大事な発表会です。
他の役員のコメントにもありましたが、年々発表内容が良くなっていると感じます。 あまり褒めすぎもよく無いですが、部門別の損益集計データを分析し、仕損率や稼働率など独自に取っているデータを交えて反省と目標設定を行なっています。
今期スローガンが「志」ということもあり、例年より気合いの入った内容であり、今期どの辺りを改善して行きたいなど、前向きな意見が多かったです。 費用対効果も必要ですが、「言い出しっぺが全てやる」という当社の考え方にもあるように、普段からこういった問題定義をして、どうしたら改善できるかを考え、部門長が自ら先頭に立ってやり抜くこと、それを現場が日々実践してくれることでしか「安全第一」「品質第一」には近づけません。 それに加え、ライバル企業と競争する為にも、DX化や仕事の効率化を強化して行かなければなりません。 それだけ製造業は苦労もしますが、その分やりがいもあります。
ちょうど先日Youtubeで「ものづくり太郎チャンネル」を見ていましたら、中国企業がTPS(トヨタ生産方式)を一心に取り組む姿勢が配信されていました。 日本のものづくりの代表格としてTPSがありますが、中小問わず日本の製造メーカーが先ずお手本としなければならない考え方でありますが、それを中国の経営者自らしっかり読み解き、幹部社員を集めて毎週勉強会を開き、勉強した内容を自部門で実践させて、またその内容を勉強会で発表させる。 そんな中国の製造メーカーが良くならない訳がありませんよね。
ものづくり太郎さん曰く、「もっと日本の経営者たちはTPSを勉強しなければならない」と強調していましたが、改善・改善・また改善のように、常に製造方法や管理方法をアップデートし続けられる製造業が50年、100年と長いスパンの中で生き残るのだと思います。 100年企業となるには、製造に限らず、販売方法や商品開発についても、同じように常に改善をしてアップデートしていく必要がありますが。
今回の製造部門の発表会の締めに、社長の方から年間表彰を行なって貰いましたが、今回は新規事業へ取り組んでくれた人たちの賞が目立ちました。 次の50年を目指す上で、主力製品もアップデートして行かなければ永続できないと言われています。当社では三新活動(新市場、新製品、新需要)と呼んでおり、社是の「魁(さきがけ)」という言葉にも繋がりますが、既存のビジネスを行いながらも、この三新活動も同時に行なっていかなければなりません。なかなか苦労もさせてしまっていますが、でも楽しいとメンバーからの声が聞こえることは、私にとってもとても嬉しく、仕事への活力にもなります。
ぜひ今期も、皆の力を集結して、目標達成に向かって頑張ってまいります。

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