
1pxへのこだわり
インフラ事業が進み、ようやく製品を実際に作れるところまで来ました。
現在は当社の製品群の一つとして、WEBサイトへの掲載準備を進めています。製品の写真を撮影し、WEBサイトにアップロードするのですが、レイアウトの統一感を保つためには、適正な大きさ(解像度)の写真を使用することが大切です。
当社のWEBサイトでは、CMSで有償テーマを使用しています。
簡単に言うと、テンプレートに文字や写真を当てはめて作るイメージです。
この「テーマ」を制作している会社さんは、1px(ピクセル)単位までこだわって設計しており、そのため非常に洗練されたデザインになっています。私たちもその完成度を気に入り、愛用しています。
さて、px(ピクセル)とは何か? 以下はChatGPTの引用です。
デジタル画像を構成する最小の点(ドット)のことです。
スマホやパソコンの画面、テレビなどは、「小さな色のついた点」がびっしり並んでおり、その1つ1つがピクセルです。
たとえば、画面の解像度が1920×1080なら、横に1920個 × 縦に1080個のピクセルがあり、合計約200万個の点(=2メガピクセル)で映像を表示しています。
WEBサイトにおいてピクセルとは、画面上で「どこに何を表示するか」を数値で指定できる座標のようなものです。
そのため、画像の位置が1pxでもずれてしまうと、全体がまっすぐに見えず、段差が生じて不揃いな印象を与えてしまいます。
「真っすぐなものは真っすぐに」「直角なものは直角に」——
この基本を徹底するだけで、デザインは驚くほどすっきりと整って見えるものです。
これは現実の世界でも同じで、整理整頓の基本にも通じます。
物を直線・直角・平行・水平・等間隔に配置することで、空間が整い、見る人に清潔感や秩序を感じさせます。
その結果、無意識のうちに「この会社はきちんと管理されている」という安心感と信頼感が生まれるのです。
たとえば、パソコンをまっすぐ置く、靴を揃える、車を区画線に平行に停めるなど、物の向きを揃える——
こうした日常の小さなことから「整える」習慣を意識していきたいものです。
「ピクセル単位のこだわり」は、Appleの創業者スティーブ・ジョブズも貫いていた考え方です。
Apple製品はいずれも一貫したデザインポリシーに基づいて作られており、「整っている」という安心感が、使いやすさや信頼につながっています。