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感情・共感・行動が生む前進力

近年、既存市場だけに頼ることの難しさがますます浮き彫りになっています。
市場の先行きが見えにくく、誰もが「差別化」を求め、選ばれる製品づくりや市場獲得に力を注いでいます。

しかし、現実はそう簡単ではありません。
「何をすれば良いのか分からない」「やるべきことは分かっているが、なかなか前に進まない」——そんな声を多く耳にします。
不確実性の高い時代だからこそ、次の一手を打つための“確信”が持ちにくいのかもしれません。


一方で、AIをはじめとしたテクノロジーは急速に進歩しています。
情報収集、分析、文章作成など、あらゆる分野でAIは頼もしいツールとなりました。
しかし、どんなに便利なツールがあっても、最終的に“判断”し、“行動”するのは私たち人間です。

そして、人間を動かすのは「データ」ではなく「心」です。
AIが計算できない部分——それが、感情・共感・行動の3つの力です。


まず「感情」。
相手の心に火をつけるのは、理屈ではなく“感じる力”です。
次に「共感」。
同じ方向を見て歩もうとする気持ちが生まれたとき、人は自然と動き出します。
そして最後に「行動」。
言葉や想いが実際の行動へつながる時、初めて案件やプロジェクトは前進します。


どれだけ市場が変化しても、AIが進化しても、
最終的に“人が人を動かす”構造は変わりません。

感情を伝え、共感を得て、行動につなげる。
この3つのストーリーを意識することで、
どんな不透明な時代でも、一歩前へ進む力が生まれると感じています。

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