
久しぶりの海外出張
以前は毎月のように行っていた海外出張も、コロナ時の渡航制限以降はオンラインでのやりとりが増え、めっきり行くことがなく、年に数回程度となってきました。
今回、久しぶりに香港・中国へ出張してきました。
中国では以前から電子マネーが普及していましたが、なんとか現金も使えていました。しかし今では完全に電子マネーとなっていました。アプリでの支払いが基本となっており、皆さん現金を持っていないのです。私もアプリを入れましたが、中国の銀行口座がないとチャージすらできず断念。クレジットカードは大きなところでしか使えず、公共機関で移動することもできず、食事することもできず、訪問先の方にお世話になりっぱなしでした💦
さて、訪問先の工場は押出機関連の設備を作っている会社です。2019年に一度訪問しており、今回は6年ぶりの訪問です。今回訪問してみると、以前も綺麗でしたが、事務所棟を改装しており非常に綺麗で展示物も見やすくなっていました。また、工場棟は隣にもう一棟増えており、そこには出荷前の調整設備が一面に並んでいました。
綺麗な工場は、その綺麗さだけで好感が持て、管理ができている、良いものが作れる=品質がよいというイメージへとつながり、お客様に安心を与え、注文につながる工場になるのです。
前回訪問後の2020年、コロナで仕事が止まってしまった時期もあったようですが、競争相手の閉鎖や、寮で人を確保していたこともあり、仕事をつなげることができたようです。
仕事のスタンスは、お客様と一緒になって設備を開発していき、問題点があれば次の設備へ改善していくという姿勢で、継続的な受注につながっているようです。
そして最近では国内景気があまり良くない影響を受け、国内需要が減っている状況ですが、逆に海外への輸出の仕事を伸ばしているとのことです。
企業活動を行っていると幾多の苦難があります。海外企業、国内企業に関わらず一つの会社として、問題点を一つ一つ解決して乗り越えていくことで企業は成長していくのだと感じたしだいでした。


