考え方

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師走だからこそ、もう一度“安全”を見直すとき

今朝のニュースで、全国の火災が相次いでいるという内容が放送されていました。
映像では、去年の出火件数が 3万7036件、1日およそ101件、14分に1件 のペースで火災が起きているとのこと。
さらに、消防庁が示す「初期消火の3原則」として、

  1. 周りに知らせる(119番通報)
  2. 消火器などで初期消火を試みる
  3. 危険を感じたらすぐ避難する

といった基本動作が改めて紹介されていました。

火災は一瞬の油断から、取り返しのつかない事故に繋がります。
このニュースを見て、あらためて職場の安全について考えるきっかけになりました。

慌ただしい師走こそ、工場の安全を最優先に

12月は「師走」という名前の通り、みんな気持ちが急ぎがちです。
作業が立て込み、段取り変更も多く、普段なら気づけることを見落としてしまう危険が増えます。

こういう時期だからこそ、
“いつもの作業を、いつもの慎重さで”
これを一人ひとりが意識していくことが重要です。

安全委員会を中心に、危険予知(KY)を徹底していく

今月は安全委員会を中心に、改めて 危険予知活動(KY活動) を強化していきます。

焦りによる確認不足

乾燥による静電気の発生

ヒヤリ・ハットの積み上げ

新人作業者の理解度チェック

いつもと違う作業手順や設備の変化

こうした「事故の芽」を早めに見つけ、みんなで共有しながら職場全体の安全レベルを引き上げていきます。

声を掛け合える職場が、安全を守る

安全は個人ではなく、チームで守るものです。
少しでも危険を感じたら、遠慮せず声を掛け合うことが、事故ゼロにつながります。

「そこ足場が悪いよ」

「手元のライト暗くない?」

「その作業、もう一人見ておこうか?」

こうした小さな一言が、大きな事故を未然に防ぎます。

一年を安全に締めくくるために

年末を無事故で終えること。
これは、私たち全員の共通目標です。

テレビで見た火災のニュースのように、
「いつも大丈夫」が「今日も大丈夫」とは限りません。

気温も下がり乾燥が進むこの時期、
工場として、個人として、もう一度安全意識を高め合っていきましょう。

今年の締めくくりを、全員無事で迎えるために。
安全第一で仕事に取り組みましょう。

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