
実店舗もECサイトも人と人
最近、出荷に必要な副資材を探していました。
1社は近くにある業者に電話で連絡、
もう1社はネット販売を行っているサイトです。
どちらも初めて連絡する会社でした。
まずは前者へ連絡したところ、営業担当者が会議中で「後ほど連絡します」とのこと。
年末で忙しかったのか、1日経っても連絡が来ず、待ちきれずにネットの業者を探し、メールを送付しました。すると、すぐに返信があり、仕様などの詳細を送ったところ、翌日には見積りとサンプルを送付したとのメールが入りました。
さすがにネットは早いですね。
そうこうしていると、前者から連絡が入り、「遅くなりすみません。すぐにお伺いします」とのことでした。しかし、こちらにも予定があったため、来社は数日後となりました。
実際に来社いただくと、商品について事細かく説明してくださり、内容をよく理解することができました。
昨今、ネットのみで購入する比率が増えてきていますが、対面での購入には、商品の説明を詳しく聞けるというメリットがあります。
別の見方をすると、リピート品はネットで購入した方が、余計な売り込みをされる煩わしさもなくスムーズです。一方で、初めて購入するものについては、対面で説明を受けた方が安心できると感じました。
ネットと対面、それぞれ一長一短がありますね。
逆に当社が「売る側」として考えると、ネットで購入されるお客様にはシステム的・事務的な対応を、電話連絡や問い合わせをされるお客様には、説明を期待されていると考えた対応をすることが望ましいのでしょう。
中には、メールのみでのやり取りを希望されるお客様もいるかもしれません。
電話だけの時代からネットが普及し、多種多様な問い合わせの入口が増えましたが、
結局のところ、人と人とのコミュニケーションはなくならない、ということですね。
今後、AIがさらに普及してきたら分かりませんが……。


