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工場訪問、海外

6年ぶりの中国上海

出張に行ってきました。浦東空港に到着したのですが、すっかり様変わりしており、かなり広くなっていました。飛行機を降りて長い動く歩道を使ってもなかなか辿り着けず、ようやく「入国←」と出ている看板通りに曲がるとそこには電車が。本ターミナルとサテライトターミナルを結ぶ電車でした。本ターミナルに到着し、ようやく入国手続きとなりました。

私がいた頃は第2ターミナルがようやく出来た頃でしたが、虹橋空港が大きく新しく完成し、市内からも近いことから、ほとんどの利用が虹橋空港の利用で、浦東空港は使っていませんでした。ところが久しぶりに行ってみると、第1、第2ターミナルはそのままなのですが、それぞれにサテライトターミナルが追加されていて、倍以上に広がっており規模感に圧倒されました。

さて、空港を出てホテルに向かう道中、高速道路では大きな変化が…日本車が無い!日本車がほとんど走っていないのです。中国の現地メーカー車が大半で、しかも8割方が緑ナンバーのEV車、そして私が乗った車もEV車。我々日系メーカーが苦戦していることが肌で感じられます。

当社でも苦しい状況は変わらず、その対策として工場では自動化を推進し、多くの自動化設備の導入を行い生産の効率化に努めていました。当社の製品では自動化は難しいとされる手作業の工程も、何度も何度も修正を加え、自動化を実現できる設備となっていました。今までの経験上、自動化は出来ないだろうという固定観念があり、自分自身その固定観念が自動化を進めていくブレーキになってしまっているのではないかと感じ、心の中で反省していた次第です。やればできるってことですね。

以前中国にいた頃から中国の設備を使っていましたが、必ず手直しが必要で、使っているうちに色々な所が壊れてきます。当時はこんなものかと思っていましたが、すぐに入手できるスピードと価格には代えられませんでした。そして手直しや修理をしながら、だんだん完璧な機械になっていくのです。トライアンドエラーを繰り返し、良品に作り変えているわけです。

EV車もそうです。いち早く導入が始まり、電池の性能や安全性に問題がありましたが、トライアンドエラーを繰り返し、今ではガソリン車を探す方が大変なくらいのEV車社会となっています。

日本では厳しく完璧な物を求められ(というか過剰な部分もあり)、市場に出してもちょっとした傷で性能に影響がなくてもクレームになり、梱包に傷がついていてもクレームとなり、その対応のコストたるや相当なものなのではないかと思慮しています。

日本ももう少しスピードと効率を考えられる社会になってほしいと感じた所です。

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