20年の先見性

既存システムのWEB受注化を進めています。
思い起こせば私が入社した2000年、当時の社長から「ネット受注をしろ」と指示が下りました。

楽天市場ができたのが1997年、
ヤフーショッピング、ヤフオク!ができたのが1999年、
まさにネット通販の走りの時代でした。

先週から過去のデータを漁(あさ)っていると、ちょうどその2000年の頃のデータを発掘。電子データで存在する一番古い時期だと思います。そこにニッセイエコの初期のHPのデータがあったのです。HPの追加コンテンツで何やらWEB受注をやろうとした形跡があってログインから商品一覧までの仕組みを作っていました。いや〜懐かしい。

当時は一般庶民が使えるWEBデータベースがなくデータはCSV、ショッピングカートや決済システムもなく全てを作らなければならず途中で頓挫してしました。

その後ショッピングカートシステムも一般化され低価格となり、7年後の2007年BtoC向けネットショップ「CAPCO」立ち上がりました。

余談ですが「CAPCO」の名前の由来は知ってますか?

“キャップとコルゲートの通販サイト「CAPCO」”でした。
キャップ英語表記の”CAP” とコルゲートの”CO” で「CAPCO」になりました。

それから13年後の2020年再びネット受注に注目。20年前に比べネット環境も格段によくなり、ほとんどの人がネットにつながっている状態。さまざまなサービスも利用できるようになってた時代なのに、受注方式は大手はEDI化されつつありますが、その他は20年前とさほど変わらずFAXが送られてくる状態。まさにガラパゴス状態。

しかしこのコロナで個人も会社も生活スタイルが一気に変わりネット利用が増えネット注文も違和感がなくなってきたこの機に20年越しのWEB受注を実現していきます。

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