意識した生活を

今週のブログは、この件を書く他はありません。

そう、重機の転倒事故の件です。

怪我人がいなくて本当に良かった、とつくづく感じます。

実際に現場に行って見て、状況を聴取して、色々なことを感じたわけですが、一言で言えば、今までが運よく起こっていなかった、今回は氷山の一角的なものが崩れたのではないか、と思ったわけです。

「ハインリッヒの法則」という言葉を聞いたことありますよね?

『1 件の重大事故の背後には同種の軽微な事故が 29 件あり、その背後には 300 件の異常がある、という労働災害の発生確率を分析した法則』

1:29:300 などと表すことが多いですね。

今回は、この中の『1』が起きてしまったわけです。

ですから、今回の事故だけにクローズアップするのではなく、今回の事故に関わる『29』は何だったか、『300』はどんなことがあったのか、までを掘り下げて再発防止対策を考えていかなければいけない。

細かい問題点は多数あるとは思いますが、根本にある問題点というのは多くは存在しないと思います。細かい問題点を一つ一つ解決させることも大事かもしれませんが、この根本にある問題点を徹底的に改善していくことが特に大事だと思います。

今回、状況が防犯カメラに写っておりましたので、皆さんにも動画を見てもらいました。話を聞くよりも見た方が安全意識が高まると思ったからです。

もしも自分の目の前で交通事故を見たらその記憶を思い出し安全運転を心掛けるようになりますよね。そういうことと同じです。

とにかく安全第一。これは、仕事中だけの話ではなく、生活においても重要だと思います。日頃の車の運転や自転車運転も含め、安全を意識した生活をしていくことが、職場においても安全作業につながるでしょう。

普段から安全を意識した生活を送っていくことが自身を守る行動として習慣になっていくことでしょう。

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