それぞれの価値観

マスク着用の規制が緩和されましたね。野球のWBCのでの球場の応援も、高校野球甲子園大会の応援もコロナ以前にまで戻り、イベントも開催されることが多くなり、全体的に活気が戻ってきた気がします。

マスク着用に関しては、最初は息苦しさを感じたり、面倒くささを感じたりしていましたが、今はマスクする方が普通の感覚になってしまい、規制が緩和された今でも普通にマスクをしてしまいます。そういった方も多いのではないでしょうか。

私の場合、他の理由としては、マスク着用の効果なのか分かりませんが、コロナ規制中の期間に体調を崩すことが、ほとんど無かったと思います。風邪気味の症状という時はありましたが、熱が上がることも、不調だと感じることもほぼありませんでした。

さすがに夏とか暑い日にはマスクは外すと思いますが、体調管理のためにもなるべくマスク生活は続けようかな、と思っております。皆さんもマスク着用に関しては自身のペースで判断していることと思います。

このようにコロナ以前と現在(コロナ経験)とでは、大きく変わったことが色々とあると思います。

生活面においても、ビジネスにおいても、「元に戻すこと」「このまま続けること」「新しく始めること」「きっぱりと辞めること」このような選択するものというのは、多々あるかと思います。但し、その選択はけして全員が同じわけではなく、それぞれの価値観というものが存在します。

例えば、プロ野球の応援にしても、賛否が分かれます。応援があった方が活気があって良い、という人もいれば、応援が無い方がプレーの音も含めて純粋に野球観戦を楽しめる、という人もいます。SNSなどでは、こういった賛否が分かれる事柄に対して、自分とは逆側の人に対して批判的な発言でコメントする人も居たりします。

どちらの意見が多いから正解というのではなく、それぞれの意見には良さがあるということを踏まえてけして批判してはいけないと感じます。

当社の考え方においても「批判ではなく意見すること」とあります。この考えにプラスして欲しいのが、自分の意見が正解(絶対)だと決めつけない、ということです。少し解釈の違いを生むかもしれませんが「私の言う〇〇の方が普通だよ」と言うのが意見ではないと思っております。確かに相手を批判しているわけではないですし、意見は意見です。ですが、相手に選択(決断)させる自由を奪ってしまうような言い方をしていないか、ということです。

皆さんも仕事だけではなく家庭や生活内でも、こういったことがあると思います。私も、このようなブログで思いや考えを述べたりしているので、自分が言っていることが正しい、と思って書いてしまっていることも過去にあったはずです。だからこそ、私も気を付けなきゃ、と書きながら振り返っているところです。

とは言いながら、相手が言っていたら気づくことも、自分が言っている場合には意外と気づかないものです。意見とは、自分の価値観を伝えることであり、相手の選択肢を狭めることではない、という意識を持っていきたいと思います。

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