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子どもたちと駅伝、そして忘れてはならない記憶

今日は、子どもたちの駅伝イベントに参加してきました。小学生から大人までが一緒に走る、決して大きな大会ではありませんが、会場には笑顔があふれ、子どもも大人も一緒になって楽しめる素晴らしいイベントでした。

実はこのイベントには、もう一つ大切な意味があります。

それは、27年前に起きた水害を風化させないこと。

平成10年(1998年)、那須町を含む北関東・南東北地域を襲った集中豪雨により、那珂川や町内の中小河川が氾濫し、大きな土砂災害が発生しました。多くの人々の生活が一変し、町全体が深い傷を負った出来事でした。

あれから時が経ち、町の景色は変わりましたが、あの日の記憶や教訓を忘れずに語り継ぐことが、私たちにできる大切なことだと思います。

悲しい出来事にただ下を向くのではなく、「あの時の経験をどう生かすか」を考えること。そして、次の世代に伝えていくこと。

それは、防災の意識を高める意味だけではなく、地域としての「つながり」を感じる大切な機会でもあります。

私たちが働く工場でも、安全第一がすべての基本です。

日々の作業の中で「大丈夫だろう」と思う小さな油断が、大きな事故につながることもあります。だからこそ、「忘れないこと」「気を緩めないこと」はとても大事です。

今日の駅伝イベントを通して、子どもたちの一生懸命な姿に元気をもらいながら、改めて「安全」と「記憶を継ぐこと」の大切さを感じた一日でした。

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