考え方

社是、社訓、考え方

『情報不足・慢心・思い込み』に学ぶ、正しい姿勢

「歴史上、敗れた人の原因は“情報不足・慢心・思い込み”にある」――いつやる?今でしょ!で有名な林修さんの言葉を聞いて、確かにと思いました。

私たちの日々の仕事にも深く通じるものがあります。売上が順調に伸び、製品が順調に出荷され、取引が安定していたときほど、人は「うまくいっている」と思い込みがちです。しかし、現場も顧客も、環境も、日々戦略も変化しています。過去の成功が、これからの達成を保証するわけではありません。

但し、上手くいっているときや、受動的な考えの人ほど、それに「気づく」スピード感は遅いと感じてしまう。

情報を取りにいかない姿勢は、成長の機会を自ら閉ざすことにつながります。「知らなかった」「聞いていなかった」という一言が、社内・社外の信頼を失う要因の一つになることもあります。私たちが大切にしている“勢い”とは、まず動き、まず聞き、まず確かめる行動力のこと。営業であれば現場へ足を運び、相手の声を直接聞くことが、最も確実な“情報力”につながります。

一方で、「前もこれでうまくいった」「自分は分かっている」といった気持ちは、慢心や思い込みの始まりです。どんなに経験を重ねても、感謝の気持ちを忘れてはいけません。顧客、協力会社、そして仲間たち――周囲への“感謝”を持てる人ほど、常に新しい視点を持ち、柔軟に学び続けることができる。

情報不足・慢心・思い込み――これは誰にでも起こり得ることです。しかし、そのことに気づき、次の行動に変えられる人こそが、成長し続ける人です。私たちは、“魁(さきがけ)”の精神で新しいことに挑戦し、“勢い”をもって一歩を踏み出し、“挨拶”と“感謝”を忘れずに日々を積み重ねていく。そうした積み重ねこそが、どんな時代にも“勝ち続けるチーム”をつくると信じています。

今日も前向きに、まず一歩。
「情報不足・慢心・思い込み」を乗り越え、ニッセイエコらしい“勢いある行動”で未来を切り拓いていきましょう。

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